CYMA VCME623 URX4 M-LOKスポーツライン | |
2021/6/24 |
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アメリカの小火器・小火器パーツメーカーのナイツアーマメント社が 手掛ける、M16系クローン5.56mm口径の高品位自動小銃が SR-16です。 ナイツのレールハンドガード・システムであるURX4 (アッパー・レシーバー・エクステンション4)は、M-LOKを 採用しています。 そのSR-16を中国のエアガンメーカーCYMAがモデルアップした物が CME623で、しかも今回は(と言うか、今回も)スポーツライン・グレード。 すなわち、廉価モデルなのですが、CYMAの電子トリガーシステム E.T.Uを搭載しているという、買う気にさせる一丁なのです。 ひと昔前の海外製電動エアガンと言えば、マニアの方が 分解整備しないと使い物にならない代物ってイメージでしたが 今や新品箱だし状態で問題無く使えるし、兎に角安くて性能も 良い物が多いです。 なかには、ハズレもあるかもしれませんがね。 |
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このSR-16の最大の特徴は、アッパーレシーバーとハンドガードが 一体型になった最新のURX4で、URX3ではハンドガード前後に 僅かながらレールを残していましたが、URX4では上面以外の レールは全て無くし、ハンドガードの形状を八角形にしました。 そして上面以外の7面にM-LOK規格の取付孔がぎっしり 開けられています。 これにより上下左右に加えて、45度の斜め方向にもレイルが 取付可能になりました。 上面のレイルを残したのは、後付けタイプのレイルだと 元から備わっている物に比べると、どうしても精度や耐久性が 劣ってしまうからだそう。 M-LOKは2014年にアメリカのマグプル社 (Magpul Industries Corporation)が開発したレイルハンドガードの 規格ですが、同じ様な規格で少し早い2012年にVLTOR社が 開発したKeyModと呼ばれる物もあります。 両者とも優れたレイルシステムなのですが、アメリカ海軍のテストで より高い性能が評価されM-LOKは幅広く 採用されはじめています。 とまあ、実銃の世界では優秀なM-LOKですが スポーツライン仕様となると、ほぼ全身プラスチックなので 屈強な~とは言えませんが、ナイロンファイバー樹脂なので 質感は良いし、思ってる以上に頑丈そうです。 |
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M-LOKへの取付は専用のネジの付いたレイルを使用します。 32mm×7mm規格の孔=スロットに必要な長さのレイルをはめ込み 六角レンチのネジを絞めて固定します。 スロットをまたいでの取付も出来ますし、180度向きをかえても 取付出来ます。 レイルをスロットにはめ込み、ネジのナット部分が90度回って スロット内側とナットが嚙み合うように締め付ければ終り。 実物のM-LOKをまじまじと見たことが無いので 良くは分からないのですが、写真のCYMA純正別売パーツの M-LOKレイルとM-LOK関連のクオリティは エアガンレベルだと思います。 |
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ハンドガード付け根付近の左右には、QDスイベルを 直接取付られるQDスリングホールが装備されています。 ここは金属製の別パーツなので、ある程度耐久性は ありそうですが、ストック付け根にあるはずの QDスリングホールは、残念ながらモールドの ダミーでした。 まあ、実銃と見比べると位置もおかしかったりしますけどね。 |
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QDスイベルタイプのスリングを取り付けてみましたが なんだか若干サイズが違うのか、取り付け部分が 少しグラグラするのですが、こんなものなのかな? 強く引っ張っても外れる事はないですが、ちょっと不安。 |
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ロアレシーバーの刻印は、ほぼプリントです。 アンビ(両側)タイプのセレクターは刻印ですが 可動するのは左側のセレクターのみで、右側の セレクターは動きません。 |
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アッパーレシーバーからバレル先端まで続くトップレイルには もう何でも載せ放題。 フロント・リアサイト共に折り畳み式なので、光学系サイトを 載せても邪魔にはなりませんし、勿論取り外しも出来ます。 リアサイトはダイヤルを回せば上下左右の微調整が簡単に 出来ますし、ダイヤルもクリック感があって使い易いです。 |
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トリジコンACOGタイプの4倍スコープを載せてみました。 もともと重量が軽いので、色々載せても苦にならない かもしれません。 |
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アウターバレルは金属製ですが先端のフラッシュハイダーは 安っぽく見え過ぎるプラスチック製で、14mm逆ネジタイプです。 大体、通常は緩み防止でイモネジで固定してあるものですが こちらは廉価モデルらしく、固定はありません。 手持ちのマルイ製ナイツタイプ・サイレンサーを取り付けて みましたが、スナイパーライフルみたいになっちゃいましたね。 |
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チャージングハンドルを引くとホートカバーが開き ボルトカバーが僅かに後退して、ホップ調整用ダイヤルが 顔を出します。 この操作は、もうお馴染みですし特別ホップ調整が 微妙という事もなく、普通に出来ます。 でも、この普通っていうのが昔はダメだったんですよね。 良い時代になったもんだ。 |
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8.4Vニッケル水素バッテリーは、SOPMODストックに収納 するので、左右の空間に納められるセパレートタイプが お勧めです。 真ん中のストックチューブ内に納めるのが、ストック伸縮時に 配線を痛めるリスクが無くて、一番良いのですが それだと小さいバッテリーしか収納出来ないので 実用的では無いですね。 |
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マガジンはスチール製のゼンマイ式多弾マガジンで 銃本体と同様に作動はスムーズで、チャンバーへの 給弾不良も無く快調に動いています。 マガジンを銃に装着した時のクリアランスは、若干余裕があり マガジンリリースボタンを押すと、自重で落下します。 |
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実射 スポーツライン・グレードの全身ナイロンファイバー樹脂は 軽くて、しかもそこそこ強度もあるので気軽に扱えるし 不要なマウントレイルの無い、URX4ハンドガードは細くて 非常に握り易く、様々な射撃スタイルを取りやすい。 電子トリガーのお陰なのか、セミオート時のレスポンスが 良く感じるのは、毎回決まった位置でピストンが 停止しているせいなのかな。 元気よく回っているモーターも鋭さに貢献していますね。 ただ、トリガーストロークがやや長めなので セミオートでの連射では、個気味良さを若干スポイルしています。 作動音はやかましい感じは無く、フルオートでも気持ち良く撃てて 計測してみると、フルオート時の連射スピードが14~15発/秒と スタンダード電動ガンでは十分なスピードなのも 撃ち心地の良さに関係しています。 最近の海外製エアガンの実射性能は素晴らしく ちゃんと組み立てられてるのか、新品箱だし状態でも 即使える性能で、集弾性も申し分なく 距離12mと、近距離の的当てではありますが 良くて直径4cmの円内、悪くても6cmの円内に収まります。 今まで海外製エアガンでは不安だった、初期不良の対応も 180日の保証が付いているし、購入するハードルは どんどん下がってきてますよね。 耐久性は分かりませんけど。 |
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距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 セミオート10発 |
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距離 12m 2cm刻みの円 0.25gBB弾 フルオート |
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