2011/6/9
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KSCやマルイ製のGBB(ガスブローバック)グロック18は、いわゆる「トリガーハッピー」になれる 代表的なマシンピストルで、ロングマガジンと組み合わせたフルオートは、まさに至極のひと時。 私がフルオート依存症になった張本人でもあるわけなんですが まあ、それだけ撃ち心地は凄いものがあります。 そんなグロックのためのコンバージョンキットを、最近よく目にするようになりました。 それはグロック17や18をSMG風に変えてしまう物。 私としては、やはりグロック18はマシンピストルだからこそ、あれだけの感激を味わえると思っているので こういうキットには手を出さなかったのですが、最近ガスブローバックのアサルトライフルやSMG(サブマシンガン)に 凄く興味が湧いてきて、大好きなグロックも変身させる事にしました。 とはいえ、実銃用のキットを購入するほどの元気は無いので、安価なレプリカを買って雰囲気を楽しむ事に。 で、購入したのはマルイ・KSC製グロック17・18用キット。 届いた元箱に印刷は無く、説明書も無い。(たぶん近くの海外製) 中には、本体とグロックに取り付けるパーツが1つ。それと六角レンチが2個。 グロックの装着方法については、オークション出品時の写真入商品説明を見るだけでも 大体分かる位簡単なものです。 |
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グロックの装着は、本体中央部分がモナカ状になっているので、そこに取り付けます。 モナカのフタは前後のパーツで、開かない様にガッチリ止められているので スライドさせて、ロックを解除させます。 スライドさせるには、まず固定用のピンを写真の様に引き抜きます。 ピンには、脱落防止用パーツが付いていますので、抜けてしまう事はありませんが 勢い良く引っ張ると抜けちゃいます。 |
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で、写真は前後をスライドさせた所。これでフタが開きます。 | |
フタを開くと、こんな感じです。 | |
次にグロックのスライド後部に、コッキングハンドルのパーツを装着します。 このパーツは、グロックのセレイション(滑り止め溝)と噛み合う様に、内側に溝が彫られてますが これが意外と(失礼)グロックのスライドとピッタリサイズで、すんなり取り付け出来ました。 |
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そしてグロックをはめ込みます。 グロックのアンダーマウントレイルからトリガーガード前部にかけてと、フレーム後端を 両側から締め付けて固定する感じになります。 後はフタを閉めて、前後のパーツをスライドして元通りにしピンを刺してロックすれば完成。 |
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早速コッキングレバーを引いてみると、案の定スライドは全く戻ろうとしません。 どこか干渉している様です。まあスライドが引けただけマシか? と思いながらグロックを外して、一番怪しいエジェクションポート周りを中心にカッターを使って 取り敢えずバリ取りをしました。 |
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が・・・・改善の兆しなし。コンバージョンキットのエジェクションポートと、グロックのスライド上部が かなり干渉してるみたいです。 本当ならここで、干渉部分をヤスリなどで少しずつ削るのですが、私の性格上そんな事は出来ません。 カッターナイフでザックザック削っちまいました。(お勧めできませんよ、丁寧な作業が一番です) 結果、これなら絶対に当たらんやろーという位に隙間が出来ました。しかも歪な感じで・・・。 |
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今度は大丈夫だろうと試してみると、あと1〜2mmスライドが戻りきりません。 スライドが完全に戻らないと、トリガーを引いてもハンマーは落ちないので撃てないんですよねー。 んー後はコッキングレバーのパーツか・・・・・。 しかしあまり削る所も無いんですけど、角をヤスリがけしてみました。 グロックを装着してコッキングを試しても、あまり変わらず。 ただ、グロックのグリップを握って、少し左右に捩じってやると 調子良く作動する角度があるので、コンバージョンキットの歪みが原因かもしれませんねー。 で、取り敢えずは調子良く作動する感じにグリップを持って撃つ・・・・で・・・完成という事に!!!(いい加減な) |
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コンバージョンキット本体の装備内容ですが、まずフォアグリップから。 フォアグリップは折りたたみ式で、根元の黒いボタン(ピン)を押して開閉します。 たたんだ時にロックされないのは、少し不満ですねー。 精度もあまり良くないので、グラグラします。 フォアグリップ自体は、短いマウントレイルに装着してあるので 矢印部分のボタンを押して、多少前後の調節が出来ますし、取り外す事も出来ます。 |
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フラッシュハイダーと3面レイルは金属製。 プラスチック部分とは異なり、なかなか綺麗な仕上がりで好印象。 |
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ストックは5ポジションで、ストック後端の矢印のリリースボタンを押して伸縮させます。 ストックにはチークピースも装備されています。 写真は、一番上まで上げた状態です。 |
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ストック前部には、予備マガジン用のホルダーが付いています。 マガジンを挿してみると、かなり強く締め付けられているので そう簡単には、抜け落ちる事は無いでしょう。 逆に素早いマガジンチェンジは出来ないかもー。 一応マガジンキャッチ的な形状になっている部分がありますが これは引っ掛かりが弱く、あまり役に立っていない感じです。 |
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矢印の魚のムナビレの様なパーツは、写真の状態ではトリガーに指が入らず まあ、一種のセーフティ。両側にあるアンビタイプで連動しています。 人差し指で上下に操作できるので、シンプルだけど以外とお役立ちセイフティかも。 |
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サイト的な物は無いので、何か取り付けなければいけませんが 似合いそうなのはチューブタイプのドットサイトかホロサイト(ホロサイト風ドットサイト)でしょうか? それにロングマガジンをグロックに挿して、予備マガジンもロングマガジンにすると ちょうど3kg(体重計で量ったのでかなりアバウト)けっこうずっしりの迫力です。 |
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実射 本体のプラスチック部分は、仕上げが良いとは言えませんね。バリ等が未処理なのは当然ながら 貼り合わさっている部分が少し開いていたり、パーツ同士のガタツキなど等。 ストックのリリースボタンが無意味に重かったり、作りが雑といえば雑。 しかしある程度の事は、予測していました。 安価なレプリカを買うという事は、こういう事です。 個人的には、なかなかに雰囲気を楽しめたので満足しています。 肝心の実射ですが、さすがに弾ける様なブローバックは無くなりますが、以外と肩にズシズシと振動が 伝わります。 コッキングレバーの操作も、雰囲気が盛り上がりますなー。 コンバージョンキットに装着しても、バレルが延長される訳ではないので、銃自体の性能はそのままですが フルオート時の安定感は、かなり向上します。 グロックで弾幕を張る使い方なら、あまり意味ないですが、狙いに行くならこれです。 後は、フル・セミのセレクターの操作が出来ない(無理やりならできますが)のが不満ですね。 |
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KSC製グロック18 両手保持 7m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 フルオート10発 | |
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コンバージョンキット ドットサイト使用 7m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾 フルオート10発 |