東京マルイ VGLOCK 17 Gen.4 |
2021/5/26 |
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ブローバック ガスガン
可変ホップアップシステム
全長 202mm
重量 709g
装弾数 25発
初速 71.6~72.8m/s
価格 16,800円 (税別)
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実銃グロック17は、オーストリアのグロック社が開発した自動拳銃です。
1982年に西欧市場デビューし、1983年オーストリア国防軍の次期制式拳銃
トライヤルで、同国のビッグ銃器メーカー「スタイヤー社」が有力視される中
予想に反して選ばれました。
銃器開発は初めてというのに。
1985年にはアメリカに進出し、フレーム全てが樹脂製のポリマーフレームオート
としては最初の銃であるグロック17は、最も商業的に成功した
ポリマーフレームオートとなりました。
そんなグロック17も2017年に第5世代「Gen.5」モデルが発表されました。
まだまだ進化し続けてます。
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国内のエアガンでは、マルイさんから第4世代(Gen.4)グロック17が
2020年に発売されました。
今までのグロックとGen.4グロックの大きな変更点は、グリップの
滑り止めでしょう。
手元にGen.3グロック17が無いのでグロック18で比較しますが
Gen.3では側面はザラザラとした模様で、前後は四角いチェッカリングに対して
Gen.4は全体的に細かい四角形のドットパターンになっています。
2丁を握り比べてみると、確かにドットパターンのほうが
手に引っ掛かる感触が強く、しっかりグリップしている感じです。
まあ、四角い物を握っているという感覚は、今まで通りですけどね。
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それからGen.4はグリップのバックストラップの交換が
出来る様になりました。
初期状態はバックストラップを装着して無い状態で、
Sサイズと言う事になります。
私の様な指の短い方とか、手の小さい方とかは、このままで満足なのですが
物足りない方はバックストラップを装着します。
バックストラップは、ショートタイプのMサイズとLサイズ、ビーバーテイルタイプの
MサイズとLサイズの4枚が付属します。
ショートタイプMサイズを装着した状態が、Gen.3グロック17と同サイズらしいです。
まずグリップ後部のピンを抜いて、グリップ内側の矢印の部分を指で押すと
グリップ底部に隙間が空くので、そこにバックストラップのフックを
引っ掛けます。
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後はバックストラップ全体的をピッタリ貼り付けて、元のピンより少し長い
別に付属しているピンをはめれば完了。
ただ、このピンを抜いたり挿したりが、付属の治具だけでは
固くて難儀します。出来れば小型のプラスチック・ハンマー等が
あった方が作業がスムーズです。
写真左下はショートタイプLサイズ、右はビーバーテイルタイプMサイズを
装着しています。
バックストラップは、そう頻繫に交換する物ではないですが
治具を使わないとか、もう少し楽に簡単に出来れば嬉しいのですが。
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スライドの刻印は、何故か文字が太くなってしまってます。
Gen.3の方が細い文字で、実銃に雰囲気が近かったのに残念です。
逆にチャンバー上部の刻印は、よりリアルになって良いですね~。
ただ作動性の向上のためか、チャンバー上面の前部(矢印の部分)が
やや削られた形状になり、チャンバー全体も少し沈んだ感じになっているのは
気になります。
今までは、スライド上面と面一だったのに。
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アウターバレルは従来の物より、こげ茶っぽい色が混ざった色に
変更されていて、これが金属っぽく見えます。
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実銃Gen.4グロック17の、リコイルスプリングの2重化は
エアガンも同様に再現されています。
実銃でのリコイルスプリング2重化は、反動の軽減と寿命の延長に
に効果があるそうです。
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スライドストップ・ノッチの裏側には、金属の補強パーツが
装着してあるので、ノッチが変形する事はありません。
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マガジンキャッチ・リリースボタンは、Gen.3に比べて
2倍ほど大型化されています。
しかも左利き用のために、左右入れ替えが出来ます。
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なので、ダイカスト製装弾数25発のマガジンには、マガジンキャッチ用の
切り欠きが両側にあります。
マガジンは旧タイプと互換性はありますが、リリースボタンを
右側に付け替えた時に、旧タイプの左側に切り欠きが無いマガジンを
装てんすると、落ちてくるので注意です。
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ホップアップの調整のダイヤルは、チャンバーの左横にあるので
スライドをホールドオープン状態にしてから、指で回します。
工具不要で、スライドを外さなくても調節出来るので、屋外で使用中に
ちょっと調節したい時など便利です。
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シリアルプレートがマニュアル・セイフティになっているのは
今まで通り。
以前の物より角が付いて、四角くなりました。
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実射
最近のマルイ製だと、新品のうちは作動が渋いモデルもありますが
このグロック17は、作動も操作も最初からスムーズです。
トリガーは軽くて切れが良く、リコイルショックは以前の物より強くて
芯がある感じ。
ドンと手に伝わる撃ち心地は随分と良くて、リズミカルに撃ちたくなるほど。
ついつい、連射してしまいます。
フラットな飛びと纏まりがある集弾性は、さすがマルイさん。
ホップも安定しています。
後は、もう少しお座敷シューター寄りな仕上げにしてもらえたら
嬉しいのですが。
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距離 10m 半径2cm刻みの円 0.20gBB弾10発
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