2012/1/21
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元々、そのままでも十分シューティング・マッチに使えそうな、マルイ・ハイキャパ・ガバメントですが よりそれらしく、と言う事でしょうか? マッチカスタムが登場しました。 スライド&フレームはハイキャパシリーズ初の硬質クロームメッキ仕上げで、今までのステンレスシルバー仕上げに 比べると、艶が抑えられ引き締まった印象。 そのカスタム・メイドのスライドと金属シャーシとのツートーンカラーや、真っ黒なグリップとのコントラストが 雰囲気を盛り上げてます。 惜しむらくは、刻印、またその辺りの質感でしょうか。まあそれを言うと価格が上がってもいいのか? って話になりそうなので、我慢しますけどね。 |
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で、今回のカスタムはスライドに集中していて、軽量化の切削加工が施されています。 スライド前部上面に開けられた6この穴からは、先に行くほど太くなるコーンバレルが拝めます。 穴自体もエッジがきいていて、加工が綺麗ですね。 フロントサイトには自然光を集めて発光するアクリルファイバーが装着されています。 蓄光では無いので真っ暗な環境では使えませんが、通常時や薄暗い場所での視認性はかなり良いですね。 見た目にもシューティングマッチっぽくて好きです。 |
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ノーマルのハイキャパ5.1も、フルアジャスタブルタイプのリアサイトを装着していますが このマッチカスタムは、軽量なプラスチック製に変更されています。 んー、お座敷シューターの私的には金属製の方が良いなーと思っちゃいますけど・・・・。 まあ今回は、軽量化がキャッチコピーなので・・・・。 |
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スライドストップはロングタイプで、後方に長く伸びています。 これは指の短い私でも、銃を持っている右手た゜けで操作できる優れもの。 普通の銃でも、グリップしている力を緩めて銃を内側にずらして、無理に指を伸ばせばスライドストップに 届きますが、スマートじゃあない。 その点、このマッチ・カスタムは楽にスライドストップに指が届くので、スマートに素早く スライドをリリース出来ます。 |
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で、スライドからスライドストップを取り外してみると、なんとノッチ削れ対策用ですね。 全弾打ち尽くすと、矢印の部分がスライド内側の金属プレートに引っ掛かり スライドをホールドオープンさせます。 つまり外側のスライドストップレバーとノッチは全く接触しないので、当然ノッチが削れたり 変形する事がなく、スライドストップレバーが引っ掛からなくなってホールドオープン出来なくなる なんて事が起こらなくなります。 |
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いやー、最初にハイキャパが発売された頃は、まだノッチの削れ対策されたモデルは無くて ハイキャパの少し後のモデル位から対策され始めたかなー、なんて感慨深く 今度はスライドを見てみると・・・・・・・・・・・ない・・・・無い・・・・・・・なーーーーーーい。 スライドストップレバーが内側でひっ掛かるための、金属のプレートが無い !!! パーツの取り付け忘れなのかと思ったが、パーツリストを見ると・・・・・・無かった・・・・・・元々無かった。 取り付けスペースはあるのに、何でないねん?? こっこれも軽量化のためなのでしょうか? 無念。 もしかしてオプション? と思ったがオプションのリストにも無かった。 という事で、ノッチ削れ対策はされていませんでした。 |
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通常分解は、こんな感じ。 バレルブッシングは無いタイプなので、リコイル・スプリング一式を外せば バレルがスライド前方にスルスルと抜けます。 ホップアップの調整は、今まで通りチャンバー下部のダイヤルを回して行います。 ホップ調整にスライドを外さないといけないのは面倒ですが、工具無しで調節出来るのは便利です。 |
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マガジンはマガジンバンパーを装備した、ステンレスタイプマガジン。 装弾数的には、同じマルイのシングルカラムタイプマガジンに比べて数発多いぐらいですが 大容量のガスによる安定感はバツグンです。 |
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今までのハイキャパ5.1同様、マウントレイルが付属しています。 なので2通りのスタイルを楽しめる訳なんですが、マウントレイルを装着するには 付属の治具とハンマーを使って、フレームに取り付けネジ用の穴を開けないといけません。 一度マウントレイル仕様にすると、元どおりには出来ない訳で(穴なんて気にしないという方は別) 私も今考え中。そういう事で今回はイメージだけという事で・・・・両面テープで付けてみました。 マウントレイルも金属製なので、重量バランスをフロントに傾けたい方は ウエイト代わりに装着しても良いかも。 |
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早速マルイのプロライトを装着してみました。(写真左) プロライトは充電式で光量もあるのですが、その反面サイズが大きく ハンドガンだと見た目が少し・・・・・・・。 やはりコンパクトなタイプが似合いますなー。 |
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マッチ・カスタムには、滑り止め効果を高めるためのグリップテープが付属しています。 写真左側の物ですが、見た感じは目の粗い紙やすりをシールにした様な。 勿論、ヤスリの様に削れたりしませんからご安心を。 これを型紙に合わせてカットして、グリップに貼り付ければ完成。 まさに競技用アイテム。本気仕様に出来ます。 お座敷シューターの私は遠慮しますけど。 マルイのムページから、色々なデザインの型紙をダウンロードする事も出来ます。 |
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実射 カチャカチャっと軽いスライドの操作音。でもさすがマルイ製だけに、スムーズな操作性。 ハイキャパ・マガジンに合わせてグリップは太く、普通のガバメントとは別物な感じですが 個人的には、例えばベレッタM92Fなどより握り易く感じます。 重量バランス的にも、ハイキャパ・マガジンの影響が。 試しに量ってみると、マルイ製ガバメントのマガジンが197gなのに対して ハイキャパ・マガジンは375gありました。 それでも、ガスの大容量・安定供給のためなら、こちらを優先しますな。 なんせマッチ・カスタムですから。 ガスガンには最悪な寒い時期に、ブローバックの評価は難しいですが マガジンを暖めて撃ってみると、なかなかに鋭いブローバックスピードとリコイルショック。 ただ、撃つと当然マガジンは冷えてくるので、さすがのハイキャパ・マガジンでも 1マガジン撃ち終えるころには違う印象。でもタフです。 集弾性に関しては、マルイ製ですので安定して凄く纏まっています。 不安定な温度管理の中ですので、素晴らしいですな。 マルイのハイキャパを考えている方なら、このマッチ・カスタムが使い易くてお勧めかな。 ちょっと見た目が派手ですけど〜。 |
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7m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾10発 |