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マルイの10才以上用電動ライフルとサブマシンガンは、電動ガンBOYsシリーズが あります。 子供の体格に合わせて、大きさが実銃の8割程度に縮小されていますが 威力は規制値ギリギリで、秒間15発のフルオートなど10才以上用エアガンの フラッグシップ的存在です。 ただBOYsシリーズで残念な点の一つは、マウントレイルも実物の20mm巾から 18mm巾に縮小されているので、市販されている光学機器等が装着出来ないこと。 最近BOYs用のスコープが発売されましたが、低価格仕様だったので 手持ちのドットサイトとか装着出来たらなぁーと思ってる方も多いはず。 今回新シリーズとして登場したのは、1/1スケールの10才以上用電動ガン。 リアルサイズになっただけではなく、新たな試みも盛り込まれているみたいなので 楽しみです。 新しいLIGHT PROシリーズの第1弾は、M4 CQBです。 因みに第2弾は、MP5みたいです。 早速M4を持ってみると、BOYsのM4より重いものの やはり軽く、そのお蔭で小ぶりに感じてしまうのですが、1/1スケールなんですよねー。 本体は細かいシボ加工で、プラスチックの安っぽさを消しています。 |
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ちとウエスタンアームズ製M4 R.I.Sと比べてみました。 上がマルイ。んー、確かに 1/1スケールですな。 |
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10才以上用電動ガンだけに、動かない部分も多いのですが さすがマルイさん、実際さわって確認しないと分からないです。 で、@ エジェクション・ホートカバーはモールドです。 A ボルトフォワード・アシストは別パーツですが可動しません。 B ウインテージ・ダイヤルはモールドです。 C エベレーションダイヤルは別パーツで、カチカチ感ありで可動しますが 機能はありません。 |
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キャリングハンドルは脱着可能ですが、実銃でキャリングハンドルを 固定しているインターフェイス・ノブは別パーツで可動しますが、機能はありません。 キャリングハンドル先端のレバーを上にスライドさせるとロックが解除されるので そのまま後方に引き抜きます。 その時チャージング・ハンドルと干渉するので、チャージング・ハンドルも 引きながら、キャリングハンドルを多少強引に引き抜きます。 |
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すると上面には、超ロングなマウントレイルが出現します。 しかし私は、たいして乗せる物が無いので、取り合えずホロサイトを。 サイドレイルには、フラッシュライトを装着してみました。 まあ、これ位の軽装の方が良いんじゃあないでしょうかね? マウントレイルはプラ製ですし。 |
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リアサイトはビープホール式の精密射撃用とフルオート用に切り替え出来ます。 フルオート用はオープンタイプですが、溝が深くえらいアバウト。 |
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レシーバーと同様にシボ加工されたストック。その後端はラバーで 質感は良いですね。 ストックは6段階固定式。写真の様にストックリリースレバーを押して スライドさせます。 |
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電動ガンBOYsシリーズと違い、電池はストックに収納されています。 写真の左右にある爪を内側におしながら、ストックのラバー部分を後方に 引くとバッテリーケースが出てきます。 |
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単3アルカリ電池を左右に3本と2本、合計5本使用します。 なぜBOYsシリーズと同様の6本にしなかったのかは不明。 本体とバッテリーケースはコネクターで繋がっているので、バッテリーを 装着する時には、コネクターを外します。 その時ストックを伸ばしたままだと、コードがピーンと張っているので バッテリーケースを外す時には、ストックを縮めておきます。 |
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エジェクション・ポートの前方にホップアップ調節ダイヤルがあります。 BOYsシリーズのスライド式よりは使い易いですが、大きく「+⇔−」と書かれて あって、実用的ですが・・・・ちと字が大きすぎません? |
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マガジンは多弾タイプマガジンで、装弾数は340発。BOYsのM4マガジン140発より 圧倒的に多い。 BB弾の装てんは、上部のフタを開けてBB弾をジャラジャラと流し込みます。 フタを閉めてからマガジン底のダイヤル式ゼンマイを巻けば完了。 マガジンもフルサイズなので、ダイヤルを回すのもBOYs用より 楽な感じがしますねー。 |
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このLIGHT PRO M4には、BOYsシリーズには無い機能が追加されました。 それは手動でコッキングして撃てる機能です。 セレクターがSAFE以外の位置にある時に、チャージング・ハンドルを引いて コッキングすれば、そのまま1発撃つ事が出来ます。 たとえ電池が装着されていても、コッキングして1発撃てます。 もう一度トリガーを引けば、セレクターがSEMIの位置なら電動で1発 AUTOの位置ならフルオートで撃ち続けます。 コッキング自体は10才以上用という事もあり、スムーズで軽い。 まあ、構造的に連続発射的な操作はやり難いですが、それはM4だから しかたがない。 |
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実射 大人からすれば、アサルトライフルM4本来の大きさなので、BOYsよりは 窮屈な姿勢にならず良いです。 LIGHT PRO M4の大きな変化は、今までの10才以上用電動ガンには 必ず装備されていたグリップ・セイフティが無い事。 これって安全性の上でどうなんでしょ。 物理的に電気スイッチが無くなった分、故障因子が1つ減ったとも言えますね。 見た目にもリアルになりましたが・・・・。 撃った感じはBOYsシリーズを受け継いでます。 集弾性も今までと同一レベル。ただしホップに多少ムラがある場面も。 着弾が少し縦にぶれる時もありますねー。 綺麗に纏ってる時もあるし、んーやはりホップの関係でしょうか? ホップパッキンが馴染めば安定するかも。 フルオートは圧巻の一言。装弾数340発は凄い。 もう撃ちまくりです。 |
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距離7m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾 セミオート10発 | |
距離7m 半径2cm刻みの円 0.12gBB弾 フルオート | |
電池がBOYsシリーズより1本少ない5本と言う事で、気になるので 計測してみました。 単3アルカリ電池は、100円ショップの6本入りの物を使用。 体感的には、フルオートもBOYsシリーズと変わらないと感じましたが 数値的には秒間12発程度と、秒間14〜15発のBOYsよりは遅い結果に。 初速はBOYsと同程度の、平均42.87m/sでした。 まあ、BOYsシリーズがあるのに、1/1スケールモデルが登場したのは やはりそれだけ要望があったのでしょうか? おじさん的には大歓迎ですが・・・・。 巷に沢山出回っている光学機器やアクセサリー類が装着できるのは ありがたいし、装弾数が多くて戦闘力も高い。 電池が無い場合も撃てますし。 ただBOYsシリーズから言えば、かなり価格が上昇しています。 LIGHT PROシリーズの付加価値をBOYsシリーズと天秤にかけて 選ばないといけませんねー。 |
2013/4/17