東京マルイ VM92FミリタリーモデルHG | |
2021/6/18 | |
|
|
実銃のモデル92は1975年にイタリアのベレッタ社が開発した 9mmパラベラム弾を使用するオートマチック・ピストルで その後幾度となく改良が施され、92Fとなり 1985年アメリカ軍に「M9」として制式採用されました。 軍や警察に採用された事によって、必然的にそれから後に作られる 映画等でも露出がふえ、ダイハードやリーサルウエポン等では 主役の愛銃として登場し、ますます有名になっていきました。 |
|
実銃はスライドとアウターバレルがスチール製、フレームが アルミ製ですが、そんな冷たさが伝わって来そうな雰囲気を、 エアガンのオールプラスチック製という中で意識したのかは 分かりませんが、フレームとスライドで艶が微妙に違いがあり 滑らかな表面がメタルっぽさを演出してくれてます。 ちよっとスライドがプラスチック感強めですが・・・。 今時のポリマーフレームオートとは、ひと味違う堅牢な質感が 魅力的です。 刻印類は大人の事情で BERETTAの文字こそありませんが 左右の刻印の雰囲気は凄く近いです。 まあ、クオリティ自体は それなり程度になってしまいますが。 |
|
グリップ・パネルのマークも、実銃ベレッタの3本の矢から マルイは3本の剣に変わっていますが、雰囲気を壊さずシャレが きいてるデザインで良いと思います。 グリップ自体はボリュームがあって、指の短い私などは太いなあと 感じるのですが、グリップ背面と手のひらがピタッとフィットするので 撃つ時の安定感は、あります。 ただ、撃つたびにコッキングしないといけない、コッキングエアガンでは 握り易さは影響してきますよね。 |
|
アウターバレルの先端(2cm程度)マズル部分は別パーツに なっているので、パーティングラインなどの成形痕等が無く マズル内側のライフリングも、クッキリ綺麗に再現されています。 アウターバレルとマズルの別パーツとのつなぎ目は、通常は スライドに隠れて見えないので、すっきり綺麗です。 インナーバレルはハイグレードらしく真鍮製で、実射性能に 期待が持てますね。 |
|
スライドのセイフティレバーは完全なモールドなので動きません。 その代わりに、実銃で言うスライドストップ・レバーが マニュアルセイフティになっていて、コッキングしてある時に レバーを上にスライドさせてセイフティ・オンにすると トリガーがロックされて、引けなくなります。 |
|
フロント リアサイトは、共にきっちり成形されているので、狙い難さは あまり感じませんが、ホワイト・ドットが入ってないので 寂しいことは寂しい。 何か工夫して白を入れてみるのも良いかもしれません。 |
|
コッキングしていない状態でトリガーを引くと、ハンマーが作動して ダブルアクションのギミックを楽しめます。 まあ、トリガーは軽くて、パチン、パチンと遊べるだけですが。 因みにシングルアクションのギミックも楽しめます。 指でハンマーを起こしてトリガーを引くと、パチンとハンマーが落ちます。 |
|
コッキングのスライド後退量は、他のコッキングモデルより多く よりリアル感がある。 ただ俊敏にコッキングしたい場合は、逆に不利か? |
|
マガジンは、ほぼフルサイズで多少重量もあり、銃から抜くときも マガジンキヤッチのリリースボタンを押すと、スルスルと抜け落ちてきて 気持ちいい。 ただマガジン・フォロアーの溝はないので、BB弾の装てんはマガジン・リップ から無理やり押し込むタイプですし、何発装てんされているのか 分からないのが不便な所ですね。 |
|
このコッキングM92Fは非公式ながら通常分解っぽい事が 出来るらしいので、挑戦してみました。 これはホントに壊れやすそうなので、みなさん、分解するなら 自己責任でお願いします。 まずテイクダウンレバーを90度回し下げるのですが、ここが 第一の難関です。無理くりこのまま下げます。 固くてパキッと壊れそうな恐怖に耐えながら、エイッと下げます。 (ホントに割れるかも) これでスライドは抜ける状態にはなっていますが ただではぬけません。 スライドの最後部に指をあてて前に押したり、こねくり回してると すこっと抜けます。 アウターバレル等はスライドから簡単に外せます。 ここまで来たらマガジンキヤッチのリリースボタンを 左右入れ替え出来そうに思えてきましたが どうも、もっと完全に分解しないといけないらしく パーツの加工も必要(未確認ですけど)らしいので 断念しました。 |
|
実射 18才以上用のコッキングエアガンと言う事で、スライドのコッキングは 重いのですが、丁度スライドに手をかける所に、モールドの セイフティレバーがあるので、そこに指を引っ掛けて引けるので 他のコッキングモデルより、コッキングし易いですね。 ただスライドの引き始めは比較的軽くて、途中で急に重くなるので 軽い引き心地に油断していると、手が滑ってコッキングを失敗します。 コッキングエアガンのトリガープル(引き金の引き心地)は固いものですが このM92Fは固いながらもスムーズに撃てる方だと思います。 ところで、実射性能ですが、私の思い込みで手間な事に。 最初この銃はガスガンより威力は無いのだからBB弾は0.2gの弾が 基本だろうと勝手に思ってしまって、実際0.2gのBB弾で撃ってみると 強いホップで、弾が終始上昇しながら飛んで行きました。 10mの的当てでも、ホップで弾が上昇するので狙点を 45cm程度も下げて狙わないと的の中心辺りに飛んでいきません。 天下のマルイ製なのに、どうしてなんだ?と嘆きながら この銃に付属していた、少量のBB弾の箱をみると なんと!0.25gBB弾と書いてあるではありませんか。 付属の紙にも純正の0.25gBB弾を使えと書いてある~。 説明書はちゃんと読みましょうね。 で、気を取り直して0.25gBB弾で撃ってみると、まあそれでも ホップはやや強めですが、狙った少し上辺りをすぅ~っと飛んでいきます。 劇的に狙って撃てるレベルになりました。 10mの的当ても狙点修正が20cm位に縮まりましたし 0.05g違うだけでこんなに差が出るなんて驚きであります。 集弾性は0.2gでも0.25gでも同じ位で良いですね。 ただ0.25gBBでもホップは良く掛かっているので飛びは抜群ですが 初速はかなり落ちるので、見た目遅く感じるかもです。 |
|
![]() |
|
距離 10m 2cm刻みの円 0.2gBB弾10発 | |
![]() |
|
距離 10m 2cm刻みの円 0.25gBB弾10発 | |
マルイのコッキングエアガン・シリーズの中でも、このM92Fは 稼働パーツも多いし、ギミックとは言えトリガーアクションも楽しめるし 名実共にハイグレードタイプと言えます。 コッキング・ハンドガンを選ぶならなら、まず最初に 候補に入れるべき銃ではないでしょうか |
|
楽天市場でさがす | |
東京マルイ M92FミリタリーモデルHG 18歳以上用コッキング | |
Yahoo!ショッピングでさがす | |