2011/6/28
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最近どんどんバリエーションが増えている、マルイのブローバックガスガン・WARRIORシリーズなんですが 正直「ん〜」とか「あ〜」という感じでした。 しかし今回のモデルは強烈にコンセプトを感じられる個性派で、好き嫌いのはっきり分かれそうな 一刀両断モデル(意味が違うか?!!) 個人的には無理にWARRIORシリーズに入れなくてもよかった様な気もしますがねぇ〜。 |
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で、ストライク・ウォーリア最大の特徴は、フレーム先端(正確にはマウントレイル)に取り付けられた ストライクプレート・コンペンセイター。 マルイのWARRIORは架空の銃ですが、実銃でもよく似たストライク・ガンはありますねー。 ストライクプレートは、まさに超近接戦用の装備といえます。 ガバメントの様なオートマチックピストルの場合、スライドが少しでも後退していると撃つ事が出来ないので 相手に銃を押し付けてホールドアップさせる時や、反撃されてマズル付近を押されてもスライドが後退しない様に。 また、相手を殴る時等の武器に使います。なのであんなにギザギザなんですねー、恐ろしい。 まあ、エアガンの場合ストライクプレートはプラスチック製で強度もないですし そもそも、殴る武器にしてはいけません。雰囲気だけ楽しむように !! あえて使うなら、かゆい所をかく位にしましょう。 |
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真正面から見るとこんな感じ。 | |
ストライクプレート・コンペンセイターとバレルが干渉しない様に、コンペンセイターの内側は 空間を広くとっています。 スライドは、デトニクスの物を流用していますが、「STRIKE.45」の文字が印刷なのはちょっと残念。 トリガーガード前部は幅広でチェッカリングも施され、添えた手の指を引っ掛け安く 両手で構えた時の安定感は良好。 ストレートタイプのトリガーは、あそびが少なく癖もないので、タッタッタッと気持ちよく速射が出来ます。 |
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スライドはデトニクスですが、リアサイトはノバックタイプ風な物に変えられています。 デトニクス独特な、削られたスライド後部の傾斜のために、リアサイトの接合部も 変わった形をしていますねー。 |
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マガジンは実物のステンレスマガジンを再現すべく、亜鉛ダイカストに硬質メッキが施されています。 マルイ・ガスブロのM.E.U.ピストルと共用ですね。まあ、M1911A1等にも使えますが。 装弾数は28発と十分ですねー。 |
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ガナータイプのグリップは、ラバーコーティングされていて、握ると確かにシットリとした ラバーの感触がしてグリッピングは良いです。 グリップエンドには、マガジンの装着を容易にするマグウェルが装備されています。 |
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ストライクウォーリアの通常分解ですが、フレーム先端(正確にはマウントレイル)に 例のストライクプレート・コンペンセイターがくっ付いていますので まず付属の六角レンチを使ってネジを外し取り除いてやります。 |
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後はデトニクスと同じ。スライドをフレームから外し、先にリコイルスプリングガイド一式を外すと バレル一式が前方にスルスルと抜けます。 まあ、ホップアップ調整はフレームからスライドを外しただけの状態で出来ますがね。 |
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レイル幅20mmピカティニー規格のアンダーマウントレイルは、片側六角ネジ2本を外すと 取り外す事が出来ます。 ただし付属の六角レンチとサイズが違うので、別途六角レンチを用意する必要があります。 |
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で、アンダーマウントレイルを取り外すと、必然的にストライクプレート・コンペンセイターは装着出来ないので こんな形に・・・。 でも何となくカッコイイ感じがするんですが。 フレームの穴は丸見えですが、スライドがショートでグリップがノーマルサイズのカスタムガン的で。 |
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実射 スライドの操作感は、まんまデトニクスで操作音も軽い。まあ、その軽快さは嫌いでは無いですが。 ブローバックは、気温的に最高の時期に突入してる事もあって快調そのもの。 コンパクトで軽いスライドがブローバックする度に、ビシッと鋭く弾ける様なリコイルショックが味わえます。 ショートストローク・トリガーとの合わせ技で、タッタッタッと速射するのが、なんとも気持ち良い。 ただコンパクトなデトニクスがベースなだけに、パワー的には少し低く 0.2gBB弾で、初速が平均で63m/s 0.39ジュール程度でした。 まあ、この銃の性格からすれば、これでいいと思いますが、パワーを気にする方は注意が必要です。 |
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7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発 |