2009/1/10
ブローバックガスガン (フルオートのみ) 可変ホップアップシステム 全長 200mm 重量 862g 装弾数 31発 価格 17,640円 (税込み) |
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ガスガンタイプのマシンピストルと言えば、 KSCのグロック18Cの様な、実銃もフルオートが出来る銃を メーカーがモデルアップしたものか、通常のセミオートの ガスガンとして作られた物を、エアガンショップの手によって フルオート化されたカスタムガンがあります。 今回のエクストリームは、今までは、ショップカスタムガンの 領域だった部分にメーカーが進出してきた、 興味深いガスハンドガンですねー。 |
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ショップ製フルオート化には、お約束のショートストローク化。 それは、回転スピードのアップになりますが 同時に、スライドストップノッチがスライドストップレバーに 引っかかる部分まで後退しないので、弾を撃ち尽くしても スライドストップしなくなって、しまいます。 個人的にスライドストップしないのは、あまり好きに なれないので、エクストリームには期待していたのですが ショートストロークになってました。 なので、写真の位置までしかスライドは、後退しません。 しかも、ショートリコイルも無しというオマケ付き。ワーオ!! まあ、私も全くのショートストローク否定派ではありません。 回転スピードの早いフルオートの方が、撃ち心地が良いと 知ってますし、実戦でも有利でしょう。 |
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エクストリームの元は、ハイキャパ4.3です。 スライドの側面が艶のないシルバーで塗装され マットブラックとのコントラストが精悍な感じです。 このシルバーは、デュアルステンレスより好感が持てます。 これに、セイバートゥースと言われるセレイションと 個性的な刻印が施されて、いかにもカスタムガン的な 外観になっています。 このあたりは、「メーカーならでは」と言ったところでしょうか。 |
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ただし、フレームのプラスチック部分は、少し安っぽく 感じます。 まあ、マルイ製らしく全体的に実戦志向の強い エアガンになってますね。 |
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片側だけのシングルサイド・サムセイフティとグリップ セイフティ、それにリングタイプハンマーは クロームステンレス仕上げにされています。 |
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フルダストカバーシャーシには、ピカティニー規格の 20mmレイルが装備されています。 |
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アウターバレル、スライドストップレバーそれに リコイルスプリングガイドとリコイルプラグも クロームステンレス仕上げにされています。 マガジンは、ハイキャパ5.1と同じ31連タイプで その他のハイキャパシリーズのマガジンも 共用出来ます。 |
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ホップアップの調節はダイヤル式で、 フレームからスライドを外せば行えます。 工具無しで、調節出来るのは便利ですねー。 |
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で、ショートストローク・フルオートの出来を確かめるなら やはり、先輩のショップ「ファースト」の刹那(せつな)シリーズ と比べるのが一番でしょう。 この刹那も、カスタムの程度による種類がありますが 今回は、ベーシックなタイプのデュアルステンレス。 外観こそ、ノーマルですが、中身はバリバリの マシンピストルに仕上がってます。 |
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刹那の良い所は、セミ/フルの切り替えが出来ることですね。 やっぱり、セミオートも欲しいです。 切り替えは、キャンセルされたグリップセーフティの 横に、レバーがチョコンと出てますので これを上にすると、フルオート。下にするとセミオート。 表示が無いので、たまに間違えますがね。 |
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刹那のスライドストロークは、エクストリームより 僅かに短い。けど、ほぼ同程度。 違いは、スプリングの強さ。エクストリームと比べると かなり強い。エクストリームが弱いのか。 多分、その両方の気がします。 |
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実射 エクストリーム BB弾を10発装てんして、撃ってみました。 ババババッと心地よいフルオートの振動が、腕に 伝わって来ます。 フルオートなので、あまり集弾性には、こだわりませんが こんな感じです。 |
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エクストリーム 7m 半径2cm刻みの円 10発 | |
ガスガンには、最悪のこの季節(一月の寒波到来時)なので マガジンを暖めても、フルオートで撃つとすぐに冷えて しまいます。 なので、続けて撃っていると回転スピードが落ちて ブローバックも弱々しくなり、結果銃が、ぶれない分集弾性が 良くなってしまいました。 |
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エクストリーム 7m 半径2cm刻みの円 10発 | |
実射 刹那 刹那で、セミオート10発撃ってみました。 さすがに、マルイのハイキャパだけに、元々性能高いです。 安定していて、優秀な集弾性です。 |
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刹那 7m 半径2cm刻みの円 セミオート-10発 | |
刹那の方が、スプリングが強い分だけ、ブローバックも 早い様に感じました。しかもリコイルショックも けっこう強く感じました。 なので、セミオートであれだけ良かった集弾も かなりばらけてます。 フルオートの質で言えば、刹那の方がエクストリームより 一枚上手という感触です。 暖かい季節なら、より撃って楽しいのは、刹那ですね。 まあ、価格も刹那は、22,000円しますから、なんとも。 ただし、刹那の方が寒さに弱かったですねー。 |
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刹那 7m 半径2cm刻みの円 フルオート-10発 |