ブローバックガスガン |
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PPKといえば、少しでも銃の好きな人なら、知らない 人はいないでしょう。長い間007の愛銃でしたし。 P-38と並んでワルサーの代表的ハンドガンですね。 ワルサーPPKは、1931年に誕生しました。 しかし、PPKの全高がアメリカの輸入規制値より 短かったために、PPKより大きい、兄弟モデルPPの フレームにPPKのバレルとスライドを組み込んで 規制をクリアし輸出されました。 この輸入規制のおかげで誕生したモデルこそ PPK/Sなのです。 |
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マルゼンNEW PPK/Sは、2002年にリニューアルされて 登場。アドバンス・シュートメカニズムも機能向上が図られ 作動性や、実射性能がアップ。 外観も大幅に改良されました。たしかにパーティングラインも 完璧に消されてます。まあ、マガジンバンパーが、まんま テカテカ・プラスチックなのが惜しいぐらいですか。 |
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マガジンには、フォロワーを引っ掛ける部分が 最上部と最下部にあります。下は給弾ポジションで 右の写真の様な状態にして、弾を込めます。 上の部分は、空撃ちポジションです。 普通はスライドリリースレバーを指で押さえて撃てば 空撃ち出来るのですが、PPKには、レバーが無いので 空撃ちして遊ぶ時には、大変便利です。 ちなみに、通常の射撃で全弾撃ちつくしてスライドストップ したときには、マガジンを少し抜くか、弾の入ったマガジン に取り替えて、スライドを引き直せば、元にもどります。 |
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個人的に、PPKほどサイレンサーの似合うハンドガンはないと 思うのですが、どうでしょう。 まあ、映画の影響でしょうかね。 ロングサイレンサーとセットでも販売されていますが わたしは、ショートの方が美しいと思うので(消音効果は べつにして)別々に購入しました。 ショートリコイルしないストレートブローバック(実銃も同じ)なので、 サイレンサーを装着しても作動性への影響がないのも、いい所。 |
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PPKの通常分解は、簡単にできます。 まず、ハンドガード前方を引き抜き 左右どちらかに、引っ掛けます。 |
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そして、スライドを後方に引いて、上に引き上げると スライド後部が、外れます。 そのまま、スライドを前方に押し出せば完全に外せます。 |
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サイレンサー装着用アウターバレルは、可変ホップ なので、チャンバー上部にホップ調節用ネジが 見えます。 |
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PPK/Sは、見た目の小ささから想像するより断然持ちやすいです。 結構グリップが厚みあるんですねー。 しかもグロックみたいにグリップが、平べったくなく ほぼ楕円形。なので自然にギュッと握れます。 |
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実射 トリガーフィーリングは、ダブル・シングルアクション どちらとも、癖もなく滑らか。 特筆すべきはブローバックで、リコイルショックが かなりガツンときます。そのうち壊れてしまうんじゃあ ないかと思うほど。スライドスピードも早く、ブローバックに 関しては、大満足。ただし、冷えには弱いみたいで、 寒い季節や、連射してマガジンが冷えてくると、 それなりに、弱弱しくなってきます。 初弾装填時の操作音もプラスチック感たっぷりで いまいち。 肝心の集弾性は、このクラスにしては、良いと思います。 安定感もあります。 仕上げが良く、ブローバックや集弾性も文句のつけようが 無く価格も安いとなれば、買うしかないでしょう。 |
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7m 半径2cm刻みの円 0.25gのBB弾10発 |
2008/4/8