SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン
 2021/11/3
エアガンレビュー SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン 
エアガンレビュー SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン
 SIG AIR PROFORCE M17 
CO2ガス・ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   210mm

重量   711g

装弾数  21発

価格   23,980円 (税込)
 
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エアガンレビュー SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン

P320はシグ・ザウエル&ゾーン社のアメリカ現地法人SIG SAUERが2014年に開発した
ポリマーフレームオートで、SIG SAUERで初めてストライカー式を採用しました。

使用弾薬は9×19mmパラベラム弾の他.40S&W弾、.357SIG弾、.380ACP弾、.45ACP弾。

2017年には、アメリカ陸軍と空軍の制式拳銃「M9」の後継に選ばれ、「M17」と
なりました。
新しい制式拳銃「M17」は10年を目安に「M9」と入れ替わっていくそうです。


 
エアガンレビュー SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン

実銃M17の製造元であるSIG SAUERのエアガン販売部門SIG AIRがM17 CO2
ブローバックガスガンをモデルアップしました。
「ProForce」と言うのは、上級モデルを意味するブランド名です。

製造自体は台湾のVFCさんが行っていて、国内でのライセンスはJASG(日本エアー
スポーツガン振興協同組合)に加盟しているLayLaxさんが持ち、国内販売の窓口に
なっています。

実銃メーカーの販売するブローバックガスガンで、しかも上級モデルと聞けば
否が応でも期待せずにはいられません。
しかも、ちゃんと日本仕様に改修されているので安心できますね。

実銃の写真と見比べてみても、SIG AIR製M17の再現性はとても高いです。
まあ、細かく見ればエアガン仕様の部分もありますが、これは仕方ない所でしょう。
マガジンはロングタイプ・マガジンがモデルアップされています。

因みに、実銃でのノーマルタイプ・マガジンの装弾数は17発で、ロングタイプ
マガジンの装弾数は21発になります。

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M17の色はコヨーテ・タン カラーで、スライドとフレームの色合いの違いも、実銃に
良く似せてると思います。
スライド刻印は米軍向けM17を忠実に再現されています。
2018年に発売された民間向けP320-M17とは刻印や細部の仕様が異なるので
エアガンと見比べる時は注意が必要です。

フレーム内部にあるトリガーユニットのシリアルナンバーが、フレーム右側の小窓から
みえる仕様は実銃通り。何故こうなってるかは、後ほど。

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フロントサイトはホワイトドットの入った金属製で、裏側からプラスネジで固定されて
いるのですが、そのネジを回すためにスライド底部に実銃には無い孔が開けられてる
のは、如何なものか。
しかも、そんなに細長い精密ドライバーなんて持ってないし。
 
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リアサイト周りの再現性も高いです。
スライドリリースレバーとサム(親指で操作する)セイフティは、どちらもアンビ(両側仕様)
タイプです。
どちらも軍用銃らしく出っ張りの少ないデザインで、グリップしている親指で操作し易い様に
後方よりに、仲良く並んでいます。

セイフティは通常時でもコッキングしていても、操作出来ます。

スライド後部にはドットサイトを搭載するスペースがあり、その黒いカバーの
上にリアサイトが乗っかっています。


実銃M17はストライカー式なのでハンマーは無いのですが、見た目が「ハンマー無くしたので
フタ付けときました」みたいなデザインなのがどうも。
個人的にはグロックの様にハンマーが無いなら、それらしいデザインにしてほしかった。
まあ、今までのハンマー仕様と違和感が無い様にと言う事なのかも知れませんが。

今までのオートマチック・ピストルはハンマーがファイアリングピンを叩き
そのファイアリングピンが弾薬を叩いて発火させていましたが
最近ではファイアリングピン自体がダブルアクションで作動し、弾薬を叩くストライカー式が
増えてきました。

ただ、ブローバックガスガンの場合はマガジンの放出バルブを叩かないといけないので
ストライカー式の再現は難しく、実銃がストライカー式の銃をモデルアップしている
ブローバックガスガンは、内部にハンマーを装備したシングルアクション仕様になっています。

昔、ストライカー式を疑似的に再現したブローバックガスガンもあったのですが
(ウエスタンアームズ製 S&Wシグマ40Fとか)
再現されたストライカー式独特のトリガーフィーリングやトリガーストロークが
エアガン愛好家と相性が悪かったのか、はたまた実銃がマイナーだったからか
あまり流行りませんでしたね。


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スライドへの、ドットサイトの取付けは、まずリアサイトの裏側の3本のプラスネジを
外し、リアサイトとカバーを外します(①②)。
次に純正オプションのマウントベースを取り付けて、外したプラスネジを付け直します。
その上にSIG AIR製ドットサイトを乗せて、六角ネジで固定すれば完了。
 
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 SIG AIR製ドットサイトはコンパクトでデザインも良く、ハンドガンとの相性も
バッチリですな。
マウントベース後部は、色入れこそされていませんがリアサイトの形状になっているので
マウントベースからドットサイトを取り外しても、そのままで銃を撃つ事が出来ます。

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マウントベースの付属品に六角ネジが何個も入ってるので、何かな?と説明文を
見てみると、3種類の製品別用取り付けネジで、その中にマルイ製マイクロプロサイトの
名前があったので、喜び勇んで早速取り付けてみました。
取り付けネジの位置が同じなんですねえ。

取り付けてみると、マルイ・マイクロプロサイトの方がSIG AIR製より実用性重視な感じで
四角く、背が高くて覗きやすいです。

ただ、マルイ・マイクロプロサイトがCO2ブローバックのリコイルショックに
耐え続けられるかが、心配なんですけど。
 
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これは実銃には無いのですが、トリガーガード下部にはプリントで注意書きが
書かれています。それとメイドイン台湾とあります。

ダストカバー部分には、20mmピカティニー規格のマウントレイルが装備されています。
M17はフルサイズのハンドガンなので、ウエポンライトもがっつりしたものが
似合いますね。

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ホップアップの調節は、スライドをホールドオープンさせてから付属の調節用ツールを
使って、リコイルスプリングガイドを回してホップ調整します。
指で摘まんでも回せますが、微妙に動かしたい時はツールを使った方が良いですね。
 
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通常分解は、マガジンを抜いてテイクダウン・レバーが回せる位置までスライドを引いて
テイクダウン・レバーを90度回し下げると、スライドが前方にスルスルと抜けます。

後はリコイルスプリングガイド、アウターバレルの順に外します。
アウターバレルは金属製で、ズッシリとした重さがあります。

リコイルスプリングガイドのギアとチャンバー下部のギアが嚙み合ってホップ調整を
する構造が良く分かります。(写真③)


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スライド内側を見ると、かなりの部分を金属パーツで補強してあるのが分かります。
勿論スライドストップのノッチ部分も、両側補強されています。
 
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さて、ここからがモジュラーガンシステムの真髄です。
テイクダウン・レバーを銃左側から抜き取ると、実銃と同様にトリガーユニットが
丸ごとフレームから取り外す事が出来ます。

フレームは、ほぼ抜け殻になり、残っているのはマガジン・リリースボタンぐらい。

つまりM17の御神体はトリガーユニットだった訳で、それでトリガーユニットの
シリアルナンバーがフレームの小窓から見える様にしてあったのです。

このトリガーユニットを基本に、必要に応じてパーツを組み替えて使用すると言うのが
モジュラーガンシステムです。

最近の実銃ポリマーフレームオートでは、グリップのバックストラップを交換して
グリップの太さを調整し、手にフィットさせるのがトレンドですが、M17の場合は
フレーム丸ごと交換することになります。

まあ、需要によっては様々な形状のグリップを作り出せる発展性はありますが
気軽さは無いし、コスト的にどうなの?と思っちゃうのですが、軍用だから良いのか?

エアガンで楽しむ側から言えば投資が増えるのもなんですし、そもそも今の所
交換出来るパーツも無いですし。

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最後に残ったマガジン・リリースボタンの左右組み換えですが、銃の左側から
マガジン・リリースボタンを押すと、右側が浮き上がり側面に小さな穴が
見えてきます。(写真①)
その穴に合うサイズのピン(私は細い六角レンチを使用)を差し込んで、グイッと押すと
マガジン・リリースボタンを固定しているパーツのロックが外れて、少し浮き上がるので
(写真②)、指で摘まんで取り外します。
後はバネの紛失に気をつけながら、左側からマガジン・リリースボタンを抜きます。
(抜ける角度があるので注意)

逆の手順で右側からマガジン・リリースボタンを組み込めば完了。

組み換えの仕組みさえ分かってしまえば、作業自体は簡単に出来るので
優秀な仕組みです。
スライド・リリースレバーとサムセイフティはアンビタイプですし、直ぐに左利き用
ハンドガンが出来上がります。

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 SIG AIR製M17に使用するCO2ガスは、当然LayLax製satellite ハイバレット CO2
カートリッジが指定されていて、他社製CO2カートリッジを使用した場合は
保証の対象外となります。

まあ、マルシン製カートリッジと比べてみても、サイズは変わらない様なので問題無いと
思いますが、SIG AIR製ガスガンは初めてなので、用心してここはLayLax製で。

マガジンの背面にCO2カートリッジを装着して、マガジン底部から六角レンチを使って
締め上げます。

特筆なのは、CO2カートリッジにマガジン側のノズル先端が刺さって貫通した時の
ガス漏れと漏れ音で、非常に少なく小さい音です。
他メーカーの貫通時の音が「プシュー!」だとすると「シュッ」位。
ガスの漏れる音が大きいと、焦ってカートリッジを締め上げ過ぎてパッキンを
痛めてしまいがちですが、漏れが少ないと落ち着いて締める事が出来ます。

マガジンの装弾数は21発で、これは実銃ロングタイプの装弾数と同じです。
BB弾の装てんは、マルイ製の様にマガジン・フォロアースリットの広くなってる部分から
流し込みますが、マガジン・フォロアーの指を引っ掛ける部分の出っ張りが低くて
指を引っ掛け難く、度々指から外れてしまいます。

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こちらはLayLax製CQCホルスターです。
パドルとホルスターをワンタッチで取り外し出来て、簡単に360度 24段階で
角度調整が出来る優れものです。

今回は初めてのSIG AIR製ブローバックガスガンだったから、LayLax尽くしになりました。

 
 実射

グリップ背面下部に「M」と入っているので、これはミディアムサイズのグリップと思われ
ますが、丸みのあるデザインでグリップ付け根両側が大きく窪んでいて親指と人差し指が
フィットするので、握り易いですし、グリップ全面にあるシボ加工も感触が良いです。
サムセイフティは、新品のせいか、操作が固いですね。

スライドの引き心地はスプリングが強いせいか、やや重い。しかもスライド後部の
セレイション(滑り止めのスリット)の範囲が狭く、少し掴みにくい。
スライドを引いて戻った時の閉鎖音は「シャチーン!」と心地良い金属音が鳴ります。
射撃時も金属音が混ざった作動音なので、撃っていて気持ちいいですね。

トリガープルは、日頃フェザータッチ的なブローバックガスガンばかり撃っていると
やや重く感じますが、軍用だから重い方がリアルと勝手に解釈しています。

CO2ガスによるブローバックは強烈で、スピードも速いです。
バトン製BM-45と撃ち比べてみましたが、こちらは銃が跳ね上がる様なリコイルショック
ですが、M17は重くて強烈なリコイルショックが真後ろに突き抜けてくる感じ。
ブローバックのテイストが違い過ぎて、優劣も付けがたいのですが
M17のブローバックが最高に気持ちいいフィーリングなのは間違いないです。

ただ今回、もう1本マガジンを購入したのですが、2本のマガジンの初速やリコイルショック
の強さに、個体差がやや大きめにあったのが気になりました。

燃費はカートリッジ1本で100発弱撃てましたので、Carbon8製ストライカーナインや
バトン製BH-USPと同程度ですね。

弾の飛びは素直に飛んでいきますが、ホップ調整は少し気難しいかもしれません。
集弾性もマルイ製に比べると、やや安定感がないかな。

でもこの初体験的ブローバックの楽しさは、絶品です。
実銃メーカーからの贈り物を是非味わってみて下さい。


 
SIG AIR M17  22.3℃ 52%
0.20gBB弾 平均初速    75.0m/s 
1発目  75.0m/s 
2発目  75.4m/s 
3発目  74.7m/s 
4発目  75.0m/s 
5発目  75.1m/s 
 
 
エアガンレビュー SIG AIR PROFORCE M17 CO2ブローバックガスガン 
 距離 10m 半径2cm刻みの円 0.20gBB弾10発
 
 



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