![]() 実銃を模して作られた玩具を総称して「トイガン」と言いますが、その中で 実銃と同じ様なリアルな外観や操作、作動自体を楽しむ物を モデルガンと呼んでいます。 弾を発射する事は出来ませんが、少量の火薬を使用して発射音等を 楽しめる物もあります。 法的に年齢制限はありませんが、地方により条例で規制している地域 があります。 エアガン(エアソフトガン)は、リアルな外観や操作より 弾を飛ばして遊ぶ事を目的としたトイガンです。 圧縮した空気やガスを利用してプラスチックの弾を飛ばします。 ただしモデルガン顔負けのリアルな外観や重さを兼ね備えた物も あるので、エアガンと言えどモデルガンの要素も持っています。 殆どの地域で、条例により威力によって年齢制限があります。 ![]() エアガンを撃つという事だけで言えば、コッキング・エアガンはBB弾さえあればいいです。 的は自作でいいでしょう。 ガスガンの場合は、現在発売されている殆どの物はフロンHFC134aのガス缶を使います。 基本的にHFC134aガスなら、どのメーカーの物でも使えますが、ごく一部のガスガンで ガス缶のノズルが長い物でないと使えない(注入バルブに届かないため)物もあります。 HFC134aの代わりに、HFC152aガス(エアダスター用HFC152aガスも含む)を使う事も 出来ますが、注意点もあります。詳しくはこちらのレビューで。 環境に優しいCO2を使用するガスガンをマルシンさんが発売しましたが、まだまだ極少数です。 電動ガンの場合は、バッテリーと充電器が必要になります。 バッテリーは銃の形状によって数種類あるので、指定されている物を買ってください。 10才以上用電動ガンの場合は、単三とか単四の乾電池を使用します。 マルイ製電動ガンの一部に、バッテリーと充電器がセットになっている物もあります。 あと、エアガンを撃つ時には必ずゴーグルかメガネをかける事をお勧めします。 例え一人きりで撃つ時でもです。 自分の体に弾が当たっても、痛い痛いで済みますが、目の場合は失明という取り返しの つかない事態になりかねません。 またサバイバルゲームの様に、撃ち合う場合はさらに厳重な装備が必要です。 ![]() 現在の国産エアガンの殆どは、直径6mmのプラスチック製で丸い形状の BB弾と呼ばれる物を使います。(マルシン製で8mm径のBB弾を使用する エアガンもあります) エアガンの威力や用途によって、数種類の重さの違うBB弾を選びます。 例えば威力の小さい10才以上用エアガンには、0.12gのBB弾。 18才以上用エアガンには、0.2gとか0.25gぐらいに。 推奨されるBB弾の重さは、エアガン購入時に取り扱い説明書に書かれて いるので、確認してください。 それを踏まえて、指定が0.25gのBB弾なら0.23gとか0.28gとか、 自分の好みに合う重さのBB弾を探してみるのも面白いかもしれません。 一応エアガンメーカー指定(メーカー純正品)のBB弾を使うのが無難ですが 他の物を使っても問題は無いです。 ただし粗悪品を使うと、命中精度が極端に落ちたり弾詰まり等のトラブルを 起こしやすいので注意が必要です。(特に安い大陸製) 因みに私は、マルイ、sUs、エクセル製の物を使ってます。 またBB弾の中には、環境にやさしいバイオ(生分解)BB弾という物もあります。 これは土や水中の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるので 屋外で使用後の回収出来なかったBB弾も自然に帰っていくという物。 ただし、あっという間ではない。数ヶ月〜数年単位。 価格も普通のBB弾より高額。 特殊なBB弾で「発光BB弾」てのもあります。詳しくはこちらのレビューで。 ![]() エアガンでBB弾を発射する際に、BB弾を縦方向に回転させて 浮力を発生させ、ホップなしに比べて格段に真っ直ぐ遠くに弾を飛ばす システムの事。 このシステムのお蔭で、銃刀法によって威力を制限された現在の エアガンでも、遠くに弾を飛ばす事が出来ます。 ホップなしの場合は、発射されたBB弾は重力によって緩やかな 放物線を描いて飛びますが、適正ホップで発射されたBB弾は ビューンと気持ちが良いほどフラットで真っ直ぐに飛んでいった後 力尽き落ちるという感じに飛んで行きます。 現在、エアガンの殆どが装備しているシステムで 固定式と可変式があります。 可変式はホップの強弱を自分で調節する事が出来るので 自分の好みでBB弾の飛び方を変える事ができます。 また使用するBB弾の重さを変えた場合でも、適正ホップの状態に 調節する事ができ、便利です。 ホップアップは、銃を真っ直ぐにして上方向に働くので、銃を横に傾けたり 逆さにして撃ってはいけません。 例えば左側に横倒しに傾けて撃つと、左側にカーブして飛んでいきます。 ![]() |