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ベレッタ M92Fと言えばハリウッド映画にも、よく登場するお馴染みの銃ですね。 ブローバックガスガンも国内の各エアガンメーカーさんがモデルアップされているので 選ぶにも苦労してしまいますが、質感で言えばやはりウエスタンアームズでしょう。 ヘビーウエイト(金属粉を混ぜ込んだプラスチック)素材のモデルは、KSCでも 作っていますが、ウエスタンアームズ独自のカーボンブラック(ヘビーウエイト素材を 色調節した物)仕上げのリアルな金属感は、やはり凄いです。 しかしカーボンブラックはさらに進化し 金属素材を含む全ての外装パーツを研磨後黒染めし、ポリッシュにて エイジング処理(長年使いこんできたかの様な加工)を施された バトル・ダメージ仕上げとして登場してきました。 ちなみに、個々に多少の違いはありますが、ビンテージ仕上げも 仕様的には、バトル・ダメージと同じ処理方法だそうです。 今回のレビューは「ダイハード・バトルダメージ」なんですが、少し前のモデル。 現在売られているモデルと比べると、スライドストップ・リリースレバーが長い エクステンデッド・スライドリリ−スレバー仕様。 なぜ? 我が家にダイハード1と2と3のDVDが存在しないという驚愕の事実が判明した今 映画を見て確認が出来ない状態なので、分からないのですが ネットで少し調べてみると、ダイハードとリーサルウエポンで、スライドストップ リリースレバーの延長された、同一個体のプロップガン(撮影用小道具銃)が 使用されたとの記述が。 だとするとエクステンデッド・スライドリリスレバー仕様はダイハード1で使われた モデルで、現在ウエスタンアームズで売られているモデルは、ダイハード2・3モデル という事かな。ダイハード4ではジョン・マクレーンの愛銃は変わってますし。 以上、私の想像でした。 |
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で、実際にエイジング処理を目の当たりにすると、凄いとしか言いようがない。 とても素材がプラスチックとは思えません。 アウターバレルの丸味のあるパーツも丁寧にポリッシュされています。 手作業少量生産のなせる業とでも言いましょうか。 まあ、見た目には、全体的には黒いです。まあ、黒染めだから当然ですが。 |
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カーボンブラック素材とセイフティレバーやハンマー等の金属パーツとの 馴染み加減も素晴らしい。 スライドストップ・リリースレバーの平らな部分をもう少しポリッシュしたら 完璧なんじゃあない? あー、でも自分じゃあ出来ないしな〜。そんな〜!!怖い。出来ません。 |
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なんかグリップパネルの艶が無いと思っていたら、グリップパネルは 強化プラスチックではなく、ヘビーウエイト樹脂製。 勿論グリップパネルのマークは実物と同様のもの。 制式契約してるので当然か。ベレッタのグリップのマークって、けっこう大きくて目立つ ので、他社にたいしてかなりアドバンテージ。 マルイ製の場合は、マークをわりと似せて作ってますが、3本の矢が剣に変わって ます。KSCは似せようとは思ってないらしく、マークの丸い中に大きくKSCと書かれてます。 ここは、各社それぞれと言う感じですか・・・。 |
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スライドの刻印はリアルさに欠けます。スライド右側面の刻印の 「MADE IN JAPAN BY WESTERN ARMS」って・・・・・ちょっと・・・・。 |
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リアルという事で言えば、銃後部からハンマーを起こして眺めるとイマイチですね。 KSCはダミーですがファイアリングピンが再現されていて、ハンマーを起こしている 状態でセイフティ・オンにすると、セイフティ・レバーに連動してファイアリングピンが 上に回転しハンマーがデコック(ハンマーが安全に落ちる)される実銃どおりの 動きをしてくれるのに対し、ウエスタンアームズはプレート状のパーツが出て来て ハンマーが落ちる。 ハンマーが落ちた時の位置も、もう少し奥まで戻って欲しい気もする。 パーフェクトバージョンが出てから年月が経つので、そろそろ全面改良でどうでしょう? |
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マガジンの装弾数は、25発。マガジンリップは本体と一体成型の金属製。 マガジンは全くエイジング処理されていないのですが せめてマガジンの底部(銃に装着しても、見える部分)は剥がしてほしかったですね。 |
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フロントサイト、リアサイト共にホワイト・ドット入りで 視認性は良好です。 |
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ウエスタンアームズのガバメント系は、もうすっかり固定ホップアップが 定着していますが、こちらは可変ホップのまま。 スライドを外しチャンバー底部に六角レンチを挿して調節します。 |
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M92の通常分解。 エイジング処理をするために、今回初めてアウターバレルも カーボンブラック樹脂になったそうな。 今まで違ったんですねえ? |
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実射 圧倒的な質感と重量。これを味わうためだけでも、この銃を手にする価値はあるかも。 ただ内部構造的には、パーフェクト・バージョンで年月が経っているので 他社の物に比べて見劣りする部分があるのも確か。 操作、作動もスムーズなんですが、ブローバックは、並みレベル。 同じウエスタンアームズのガバメント系のマグナブローバックや 他社のハード・リコイルタイプのガスガンと撃ち比べると、弱く感じてしまう。 まあ、マルイやKSC製のベレッタM92FSでも、他のモデルに比べると リコイルショックは弱いですから、ベレッタM92自体の構造てきな問題か? 普通ブローバックエンジンが収まる位置に、マニュアル・セイフティのユニットが あるせいかな〜? そのせいでブローバック・ユニットが小さくなっているとか? ホップアップ調整は、スライドを外して六角レンチでチャンバーの底の穴から 調整するのですが、なかなかホップが合わなくって、いちいち分解するのが面倒。 まだ室温が20度位で、ガスも安定しないのでホップも不安定になるのか。 集弾性テストでも、マガジンがあまり冷えてない時は、なかなかに集弾も良いですが マガジンが冷えてくると、途端に縦方向に乱れてくるので、集弾的には マガジンの冷えに敏感なのかも。 初速は室温を25度まで上げて、0.2gBB弾10発平均で 74.41m/sでした。 最後に・・・・、ダイハードのジョン・マクレーンは左利きなので、当然ベレッタの マガジンキャッチリリースボタンは、左利き用に銃の右側にあるのですが ウエスタンアームズでは、ダイハード・モデルも敢えて右利き用になってます。 勿論、左利き用に向きを変えられる構造になっているのでご安心を。 拘る方は、ちゃんと左利き用に出来ます。 しかしバトル・ダメージフィニツシュは凄い。 手作業少量生産で価格が高いのが難点ですが、一度は味わいたい逸品です。 |
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距離 7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発 | |
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2013/3/30